「安全だと思っていたのに…」米人気ベビーフードに重金属汚染の疑いで脳への影響を巡り大手企業を提訴。親が知っておくべき健康リスク
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ソース/Women’s Health
By / Amanda Mactas
子どもの安全を守るために知っておきたい、アメリカでの訴訟の背景と現時点で分かっていること
アメリカで激震!ベビーフードの重金属汚染を巡る新たな訴訟
子育てに励む親たちにとって、決して見過ごせないニュースがアメリカから飛び込んできた。ジョージア州で新たに提起された訴訟によると、複数の有名ベビーフードブランドが、危険なレベルの有害重金属に汚染された製品を販売していたというのだ。
対象となっているのは、日本でも個人輸入などで知られる「ガーバー(Gerber)」をはじめ、米大手スーパー・ウォルマート(Walmart)の製品、「ビーチナット(Beech-Nut)」「ハイン・セレスティアル(Hain Celestial)」「プラム(Plum)」といったアメリカの人気ブランド。製品には、赤ちゃんの神経発達に悪影響を及ぼすリスクがある鉛やヒ素が含まれていたと指摘されている。我が子の口に入るものだからこそ、まずは何が起きているのか事実を整理してみよう。
過去の調査でも指摘?95%の製品から検出されたという報告も
訴訟の背景には、過去の衝撃的な調査データがある。2019年にアメリカで発表された非営利団体などの報告書によると、検査されたベビーフードのなんと95%から有害な重金属が検出されていた。この調査対象には、フルーツジュースや歯固め用ビスケット、スナック菓子(パフ)、乳児用のライスシリアルなど、日常的に使われる多くの製品が含まれていたという。
さらに2021年のアメリカ連邦議会による調査でも、被告企業が製造・販売した製品から高レベルの重金属が検出されている。今回の訴訟では、これらの企業が安全よりも利益を優先し、十分な検査を怠ったと主張されている。親としては「安全なはず」と信じて購入しているだけに、ショックを隠せない事実だ。
未成年者の健康被害を訴え、損害賠償を請求
今回の訴訟は、W.G.という未成年者の保護者が原告となり提起された。原告側は、汚染されたベビーフードを摂取した結果、子どもが脳損傷を負い、自閉症スペクトラム障害(ASD/対人関係の難しさやこだわりなどの特徴を持つ発達障害の一種)などの症状として現れたと主張している。企業に対して健康被害への補償金だけでなく、今後の再発防止を促すための懲罰的損害賠償も求めている状況だ。
原告側は、企業は別の農場から安全な原材料を調達するか、リスクのある原材料の使用を避けるべきであり、市場に出す前に完成品の定期的なスクリーニング検査を行うべきだったと訴えている。この裁判は始まったばかりであり、現時点で判決や和解などの結論は出ていない。海外の製品を個人輸入などで利用している場合は、今後の進展を慎重に見守ろう。
※この記事は『delish』の翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。
From: Delish US