いつもの「にんにく」が猛毒に?FDAが最高レベルの警告。その理由と絶対に食べてはいけない状態とは【米】
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ソース/Women’s Health
By/ Stacey Leasca
自炊派の方は注意してほしい。米国で販売されている複数の「むきにんにく」製品が、重大な健康被害や死に至る可能性のあるリスクを理由に、店頭から回収(リコール)されている。
これは他人事ではない。米国のスーパーマーケットチェーン「トップス・フレンドリー・マーケッツ」が発表したこのニュースから、私たちが学ぶべき食品安全の教訓とは何か。詳細を解説しよう。
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回収の対象となっている製品
2026年3月27日金曜日、トップス社はニューヨーク州、バーモント州、ペンシルベニア州の店舗で販売された「ガーランド・フレッシュ・ピーリング・ガーリック(Garland Fresh Peeled Garlic)」のリコールを発表した。対象となるのは、UPCコード「00068826753408」および「00071894000005」の製品だ。
さらに、そのわずか3日前には「クリストファー・ランチ・ピーリング・ガーリック(Christopher Ranch Peeled Garlic)」(UPCコード:00007457410852)も回収対象となっている。※これらは米国での事例であり、日本国内の流通については現時点で報告されていない。
なぜ「にんにく」が死を招くのか
これらのにんにく製品が回収された理由は、「不適切な温度管理」によるものだ。保存温度が適切でないと、消費にとって極めて危険な状態が作り出される。
トップス社は声明で「食品安全は当社の最優先事項です。お客様への責任を果たすため、最高水準のパフォーマンスを維持しています」と述べているが、事態は深刻だ。
最も深刻な「クラスI」指定の理由
米国疾病予防管理センター(CDC)の解説によると、間違った温度で保存されたにんにくを摂取すると、食中毒から「ボツリヌス症」にまで発展する恐れがある。ボツリヌス症は、呼吸に使う筋肉を弱らせ、呼吸困難や死を招くこともある恐ろしい疾患だ。
このリスクの重大性から、FDA(米国食品医薬品局)は今回、すべての対象製品に「クラスI」のリコール指定を下した。これは「その製品の使用や接触により、深刻な健康被害や死亡を引き起こす合理的確率がある」場合にのみ適用される、最も厳しい分類だ。
もし手元に対象製品があったら
幸いなことに、トップス社はリコール発表後すぐに該当製品を棚から撤去した。また、レジで対象製品の販売を自動的にブロックするシステムも導入しているという。
もし米国滞在中にこれらの製品を購入していた場合は、直ちに廃棄すること。そして、購入した店舗にレシートを持参すれば、全額返金(フルリファンド)の対象となる。
From: Good Housekeeping US