豆腐約1万ケースがリコール!パッケージの「印刷インク混入」のおそれ──健康被害を防ぐための対処法とは?
全米29州で流通した人気の味付き揚げ豆腐からインク移行の可能性。手元の製品を確認してみよう。
HUIZENG HU//Getty Images
ソース/Women’s Health
By / Amanda Mactas
ヘルシーなタンパク質源として、日本だけでなく海外でも大人気の豆腐。しかし現在、アメリカで人気の豆腐製品が大量にリコール(自主回収)されるというニュースが話題を呼んでいる。
アメリカの食品メーカー・Hodo Inc.(ホド社)は、全米29の州で販売された味付き豆腐「チリ・クリスプ・ライトリー・フライド・トーフ(Chili Crisp Lightly Fried Tofu)」について、10,084ケースの自主回収を発表した。原因は、パッケージに使用された「印刷インク」が製品に移染・混入したおそれがあるためだという。
リコール対象となる「豆腐製品」の詳細と流通ルート
今回リコール対象となったのは、8オンス(約226g)パックの冷蔵用揚げ豆腐だ。バーコード(UPCコード)「850565007842」が印字されており、賞味期限が2026年11月までのものが該当する。2026年1月16日から7月16日にかけて、卸売業者や小売店、オンラインを通じて全米の消費者へ直接配送された。
出荷先はアリゾナ州、カリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州など全米29州に及んでおり、現地に滞在している人やアメリカの輸入食材を購入している人は注意が必要だ。
なぜ印刷インクが混入?判明した原因と調査状況
今回の自主回収は、メーカーが新商品の生産規模を拡大(スケールアップ)する段階で、豆腐の変色に気づいたことがきっかけだった。すぐに詳細な検査を実施したところ、パッケージの印刷フィルムに使用されていた印刷インクが製品内部へ移染している可能性が浮上したという。
メーカー側は現在も汚染の原因を調査中であり、商品の特徴であるチリオイル(辣油)の成分や製造時の熱がインクの移行を促進させたのではないかとみて、検証を進めている。
万が一手元にある場合の適切な対処法
もし対象商品を持っている場合、絶対に食べないよう呼びかけられている。購入した店舗に持参すれば全額返金が受けられるほか、メーカーの特設ページから代替品と交換できる商品券(バウチャー)を請求することも可能だ。
日本国内で日常的に買える豆腐とは異なる海外の流通事例だが、海外滞在時や輸入食品を利用する際には、こうした食品安全情報にも目を光らせておきたいはずだ。